北海道開発物流
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国土交通大臣認定「令和2年度モーダルシフト等推進事業」

 北海道物流開発株式会社は、令和2年8月3日に「令和2年度モーダルシフト等推進事業」の補助対象事業者として国土交通大臣から認定を受けました。
認定された事業は、「中・長距離輸送における物流の効率化の検討」であり本事業の概要は次のとおりです。

【背景・経緯】
◆道外への中・長距離輸送
道外への中・長距離輸送(関東、関西、九州を対象)については、現状として輸送事業者にとっては物量が集まらない事、業務が煩雑になること等の理由から、混載便は少ない状況です。このため物量の少ない荷主(生産者)は、物流費が負担となっている事は否めません。中・長距離トラック輸送の現状は、殆どの場合10t車であり、かつ、温度帯毎(常温・冷蔵・冷凍)に車両を仕立てます。(一例:冷凍品は冷凍車、常温品は常温車で輸送となり、計2車両が運行)また、中・長距離輸送の輸送料金については、輸送距離500km以上を目安に、JRコンテナ輸送の利用の方がメリットがあると言われています。(出典:JR貨物HP「モーダルシフト説明会」)

◆事業目的
本事業は中・長距離輸送において、他の輸送手段と比し安価なJR貨物を活用した混載輸送の仕組を確立して物流費を抑制し、道外での価格競争力の向上及び販路拡大の環境を醸成します。
この場合、当該催事出展品を北海道拠点(札幌市内)に集約し、JR貨物便に混載して九州地域まで輸送するものです。

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